認定講師インタビュー

 

体の変化や心と体をケアする実践的な方法を伝え、長期的に人生を捉えて「自分らしく充実している豊かな状態」を目指せるよう動機付けることや、そのためのサポート活動をそれぞれの地域で展開しているちぇぶら認定更年期ライフデザインファシリテーター。ちぇぶらの認定講師になるまでには、自分や家族の健康問題に直面した経験や、ちぇぶら活動との出会いがあります。現在、認定講師として活動している皆さんへインタビューしてみました。

【編集部】「こんにちは!ちぇぶら編集部です。今回は、ちぇぶら事務局長で更年期ライフデザインファシリテーの田村佳代さんのインタビューです。早速ですが、ちぇぶらと出会う前はどんなことをしていましたか?」

【田村】「もともと表現活動が好きで、全国の小学校や中学校をまわって旅公演をする劇団に所属したり、エンターテイメント施設で働いたり、お笑いの道を目指して漫才をていたこともありました。 」

 

【編集部】「アクティブに活動されていたのですね。では、ちぇぶらとは何がきっかけで出会ったのですか?」

【田村】「体が丈夫であること、子ども好きなことが取り柄であり特徴だったのですが、結婚し、出産した後、体調を大きく崩しました。特に、乳腺炎などの乳房トラブル、めまい、肌荒れに悩み、一時は子どもをかわいいと思えなくなるほど心身共に余裕をなくし、自分の健康にも子育てにも自信をなくしてしま いました。どうにか元気を取りもどしたい一心で、産後ケア教室に参加そたところで、当時産後ケア活動(講師)をしていた永田さん(ちぇぶら代表)と出会いました。体を整えること、体力をつけること、コミュニティーを持つことで本来の自分を取りもどすことができました。」

 

【編集部】「産後ケア教室の生徒さんだったところから、ちぇぶらで活動するようになったきっかけはありますか?」

【田村】「当時永田さんが活動していた産後ケアに救われた経緯から、永田さんの活動を応援していました。産後は、体調も回復し元気に過ごしていたのですが、40才を前に大きく体調を崩しました。まわりから「更年期では?」と言われましたが、当時の自分にはピンとこなくて。自分とは関係のないことだと思っていました。ちょうどその頃は、永田さんが産後ケアから更年期ケアへとサポート活動の拡張をはじめたタイミング。永田さんから、女性の健康には女性ホルモンが大きく関わっていること、産後同様に更年期にも女性ホルモンが大きく関わっていて、避けては通れないという事実を教えてもらいました。知ったことで、産後のように丸腰で迎えるのでなく、正しい知識とケア方法を身につけたいという気持ちが大きくなり、活動に関わらせていただくようになりました。初めはメルマガ配信やイベントのお手伝いから関わり、現在は事務局長として、更年期ライフデザインファシリテーターとして活動しています。」

 

【編集部】「他の団体ではなくちぇぶらを選んで活動している理由はありますか?」

【田村】「永田さんは、体の知識が豊富で、健康への探求心が深く、様々な角度から女性の人生をサポートしていて、その姿に感銘を受けました。一参加者としての出会いながら、教室卒業後も、お花見やイベントに声をかけてくださるお人柄に親しみも深まりました。また、どんなことにも果敢にチャレンジしたり、知識やスキルを出し惜しみなく多くの人にお伝えする姿勢に刺激を受けまくりました。つまりは、永田さんの人柄に惹かれてちぇぶらに関わらせていただいています。」

 

【編集部】「ちぇぶら活動の中で印象に残っていることはありますか?」

【田村】「ちぇぶらと出会う皆さまの「もっと早く知りたかった」とのお声の多さに驚きをも感じます。普段、更年期の症状に悩まれている方の声を耳にすることはなかなかなく、まだまだ、話題にしにくいことなのだと実感しています。だからこそ、ちぇぶらの講座受講の際には、「私だけじゃなかったんだ」「話が聞けて元気がでました」というような生の声をきくことができます。更年期の問題は、「ない」のではくて「ないことになっている」のだと感じています。人生の転換期という大事な時期だからこそ、見て見ぬふりをするのではなく、快適に過ごせるよう正しい情報をお届けしたいと思います。」

 

【編集部】「どんな想いで活動していますか?」

【田村】「すべての人が『その人らしい充実した日々を過ごすことができる社会』を目指して」というちぇぶらの理念が大好きです。わたし自身もちぇぶらとの出会いで「わたしらしい充実した日々」をいつもイメージしながら、そこに向かって生きているこの日々がとても充実しています。人生は楽しい!大切な 自分の人生だからこそまずはカラダとココロの健康を!そのことをひとりでも多くの人と共有していきたいと思っています。」 

 

【編集部】「これからの夢や目標はありますか?」

【田村】「やりたいことはいっぱいあります!ちぇぶら事務局長として、更年期ライフデザインファシリテーターとして、多くの女性や男性にちぇぶら講座をお届けしたい。自分らしい人生を健康に軽やかに過ごす仲間を増やしたい。そして、若いころ、夢をもって進んだ演劇やお笑いの世界は、「過ぎ去った遠い過去」ではなく、自分がやりたいと思えばいつでもやることができる!更年期ケアのパイオニアとして、そして表現者としてもっともっと「自分」を使っていきたいです。そのためにもまずは健康が第一。そして仲間の存在も第一。 大好きな言葉、「なりたかった自分になるのに、遅すぎると言うことはない」を胸に「今」を楽しみながら活動していきます。」 

 

【編集部】「ちぇぶら講座のおすすめポイントを教えてください。」

 【田村】「 ネガティブに捉えられがちな更年期を、イメージや噂話ではなく正しい知識としてお伝えします。

そして自分でできるケア方法「ちぇうぶら体操」を楽しくお伝えしています。この「楽しく」というところがオススメポイントです。健康という大事なことだからこそ、愛とユーモアを持って!をモットーにしているちぇぶらの講座で、きっとあなたも笑顔になり、ご自身と向き合うきっかけになりますよ♪」 

 

【編集部】「ありがとうございました。これからも頑張ってください!」