【漫才】ちぇぶら世代対談

今をトキメク漫才コンビ「ミルクボーイ」にあやかったネタを、ちぇぶらチャンネルで披露しました。今回の漫才作成秘話やこれからについて、漫才コンビ「ちぇぶら世代」の永田と田村で対談しました。

 

【ちぇぶら世代】

永田京子(ながたきょうこ)NPO法人ちぇぶら代表理事

田村佳代(たむらかよ)NPO法人ちぇぶら事務局長

 

永田「今回、今輝かしく活躍されている「ミルクボーイ」さんにあやかって「ちぇぶらボーイ」と名乗って漫才を披露しました。」

田村「正式なコンビ名は「ちぇぶらボーイ」でいいですか(笑)?」

永田「いえいえ、正式には「ちぇぶら世代」というコンビ名です。更年期サポートの団体名「ちぇぶら」から、更年期を心と体と向き合うチャンスの時期にしてほしいという願いを込めて。前向きな期間を生きる私たちという意味を込めて「ちぇぶら世代」です。」

 

田村「まわりから、更年期サポートの団体なのに、なんで漫才をしているの?って聞かれますよね。その意図は?」

 

永田「健康が大事だということは誰もが分かっているけれど、後回しにしてしまいがち。普段の講座やセミナーは、女性の当事者には届きやすくなってきたけれど、男性やまわりの方にはなかなか届きにくいのが現状です。性別を超えて多くの年代層に届けるためには、直球ではなくてユーモアを交えたボールなら届くんじゃないかと思って挑戦し

                  てみました。」

 

田村「確かに。パートナーや家族、職場の人に更年期の理解が広まれば、楽になる女性は多いかも。」

 

永田「実際に、講座を受講してくださった多くの女性から、周りの人に更年期の辛さをわかってほしい、夫が、上司が理解してくれたら私の人生かわっていたのに、という声も良くいただくんですよ。」

 

田村「なるほど。ユーモアを交えたボールといえば、漫才以外にもちぇぶらではいろいろなことにチャレンジしているんですよね。」

 

永田「チャレンジしています!2018年には演劇をやりました。「コーネンキの国のアリス」というタイトルで、東京の中野の劇場で二回公演を行いました。演劇では、世代を問わず、5歳から70代までの多くの方に演劇を通して更年期の知識と対策ケアをお伝えすることができました。かよさんがアリスを演じてくれたんですよね。」

 

田村「そうなんです、等身大の女性として実感をもって演じさせてもらいました。楽しかったです。なんでも楽しみながらやるって大事ですよね。」

 

永田「楽しんでいることは見ている人にも伝わりますよね。」

 

田村「話はかわりますが、今、新型コロナウイルス感染拡大防止のために外出自粛が続いていますよね。私たちちぇぶら世代が、自粛生活の中で気を付けたほうがいいことなどあったら教えてください。」

 

永田「まず、人と話すことって大事ですよね。話すと気分が晴れて気分転換になるし、口まわりの筋力も鍛えられて表情も良くなるし、飲み込む力もついてご飯がちゃんと飲み込める!」

 

田村「さすが、ちぇぶららしい「身体を動かす・鍛える」につながりますね。あと、YouTubeのちぇぶらチャンネルで見たんですけど、ウソ笑いでも元気になるって本当ですか?」

 

永田「そうなの、脳はとても騙されやすいから、全然楽しくないって思っていても笑っていると楽しくなっちゃう。脳ってすぐに騙されちゃうんですよ。あとは、今は直接会って話すのは難しいから、ZOOMとかのツールを活用するのもひとつの手ですよね。それから、YouTubeちぇぶらチャンネルを見て体を動かして過ごしていただけると嬉しい

                   です!」

 

田村「元気な女性が増えることはちぇぶらの願いですね!」

 

永田「更年期は、女性ホルモンの急低下と自律神経の乱れによるダブルパンチで200から300種類の症状が出るんです。対策としては運動がとてもいいんです。運動習慣を持つことで自律神経を整えることができて、運動習慣がある人と、運動習慣がない人を比べると、運動している人のほうが明らかに更年期症状が軽いということがわかっている

                   んです。外出自粛で運動不足になりがちですが、3分でできる運動もちぇぶらチャンネルで紹介しているのでぜひ取

                   り組んでみてください。」

 

田村「ちょっとここでちぇぶらの取り組みについてお話ししてもいいですか?」

 

永田「もちろん!」

 

田村「ちぇぶらでは、漫才や演劇のほかに、「おとな女子川柳」にも取り組んでいます。

日常生活の中で感じるあるあるなことや、体の変化についての気づきを575の川柳にする取り組みです。皆さまからご応募いただき、毎週水曜日にちぇぶらInstagramでご紹介しています。今までに120句以上を紹介しています。」

 

永田「川柳いいですよね。ともすれば、更年期ってワード自体がネガティブで、症状を口にすることももってのほかだったり、愚痴になってしまうようなことも、575にはめることでユーモアに昇華される感じで。」

 

田村「また、更年期をピンチではなくチャンスに捉えた前向きな川柳もあって、前向きな気持ちになれます。ぜひ、生活の中でちょっと575を意識してみることを楽しんでみて下さい。良い句ができたらぜひご応募くださいね。お待ちしています!」

 

永田「川柳はもちろんですが、漫才のネタや、一緒に遊んでくれるメンバーも大募集しています。演劇や漫才、川柳以外のいろいろな楽しいアイデアも募集しています。楽しくて健康的で役に立つ!をモットーに更年期サポートを広めていく取り組みを進めているので、ぜひぜひ一緒に参画していただけると嬉しいです。仲間、大募集です。」

 

田村「ちぇぶらの周りには素敵な女性がいっぱいです。自分が元気であるために努力することはもちろん、自分だけでなく周りの人も元気にしたい!という愛があふれています。」

 

永田「本当に!更にますますメンバーが増えて、更年期サポートを広める活動を盛り上げていきたいですね。ちぇぶらチャンネルでも様々な情報を公開しています。いざという時の薬箱のような役割がもてるチャンネルにしたいという思いで作っています。悩める症状があるときには、ちぇぶらチャンネル内で症状を検索していただくと今の症状に

                   合った対策ケアが見られます。これまでに150本くらいの動画をアップしているのでぜひ役立てていただきたいと思

                   います。周りの方にもぜひお知らせくださいね。まだまだ伝えたいことがたくさんありますが、またの機会にしまし

                   ょうか。」

 

田村「そうですね!これからも、NPO法人ちぇぶらとちぇぶら世代をよろしくお願いします。」

 

永田「よろしくお願いします!ありがとうございました!」

 

ちぇぶら編集部「今後の漫才も楽しみですね。皆さま、応援よろしくおねがいします!」