脚本・演出家インタビュー

劇団ちぇぶら・旗揚げ公演「コーネンキの国のアリス」の脚本・演出を担当する小川将且さんにお話を伺いました。

小川将且(おがわまさかつ)/NPO法人ちぇぶら認定 更年期ライフデザインファシリテーター/劇団ちぇぶら脚本・演出 

田村
田村

「こんにちは!ちぇぶら事務局長の田村です。まっさんこと小川さんにインタビューです。演劇でコーネンキケアを届けるプロジェクト!に参画したきっかけ、意気込みを教えてください。」

小川
小川

「もうすぐ芸歴30年を迎える私。現在ともに演劇活動をしているユニットs45の相方が『男性更年期障害』になって稽古に来られなくなってしまったんです。そんな時に、道端で偶然、10年以上も前に一緒に舞台に立っていた女優さんと再会しました。その女優さんこそがNPO法人ちぇぶら代表理事の永田京子さんでした。」

田村
田村

「アイコンふざけてますか? じゃなくて、え!そんな偶然の出会いだったんですね!」

 

小川
小川

「身近な相方が更年期障害になるまで、知識も関心もなかった世界でした。でも、初めてちぇぶらの更年期ケア講座に参加して、更年期の知識と出会ったときの衝撃といったらなかったですよ。」

田村
田村

「衝撃とは?どう感じたんですか?」

 

小川
小川

「こんな大事なこと、なんで知らなかったんだろう!これはもっと知りたいし、伝えたい!と思いましたね。それと、NPO法人ちぇぶらとの出会いは偶然ではなく必然だと感じました。30年にわたって演劇に関わってきた経験とスキルを活かして、「演劇」という切り口で更年期サポートをお伝えすることこそが自分の使命なのではないかと。」

田村
田村

「使命。そうなんですね!作品の制作に当たって意気込みはありますか?」

 

小川
小川

「難しいことを面白く、楽しい中にも学びがある、そんな舞台にするために、まずは創り手がとにかく楽しむ!そして楽しんで観ていただく!そんな想いで創っています。」

田村
田村

「どんな方に観ていただきたいですか」

小川
小川

「老若男女、みんなに観ていただきたいです。更年期は、男性にも女性にも必ず訪れる。しかし実際には、当事者になってみないと理解のできないことが多いんです。当事者も周りの人も、知ること、気づくことで、持つことのできるちょっとした気遣いや思いやりの言葉。そのちょっとしたことが、大きな救いになるときもあると思うんです。

 

今回の作品の主人公アリスはどう更年期と向き合うのか。そのとき夫は?家族は?まわりは?

アリスをとりまく人間関係そして愛。是非、劇場へ観に来てください!

観てもらわないと始まらないんです。皆さまのご来場、心待ちにしております。」

田村
田村

「小川さん、ありがとうございました。ご来場、心待ちにしております!!」

【公演情報】

 

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【日時】

2018年11月24日(土)

①14:00~16:00(開場13:30)

②18:30~20:30(開場18:00)

【会場】中野テレプシコール(東京都中野区中野3-49-15-1F)

【チケット】

前売り:2500円 当日3000円